よくお母様に質問される事の１つに、靴に関する質問。
装具の方が良いのか？
ハイカットの靴が良いのか？
靴の中敷はどうしたら良いのか？
などなど、質問の内容はそれぞれ違いますが、現状に満足されていないお母様が多い様に感じてます。
基本的には当院では、あまり支柱付きの靴型装具の様な固定性の強い装具はオススメしてません。
その理由としては、その様な固定性の強い装具を使わないと立てない・歩けないお子様を歩かせる事のデメリットの方が多いからです。
もし機会があれば通院している病院などで大人用の支柱付き装具を履く機会があれば履いてみるとよく分かると思うのですが、足首が強く固定されてる事で膝も使いにくくなり足を突っ張った様な歩き方になります。
それに装具で外からの見た目は90度に足首が固定されてる様に見えても、靴の中で内反尖足になっているケースは多々あり、その場合は歩かせれば歩かす程に内反尖足を強化する結果となりますので、そもそも歩かせるか良いのかどうかから考えお話し致します。
以上の理由から、当院では基本的には市販の靴に調整した中敷で対応して頂くケースが多いです。
ただ、なかなか脳性麻痺のお子様に理解のある靴屋さんはなかなかありません。
機械を使って足の形を測ってくれて足底板を作ってくれるお店も近くにありましたが、指定の外国製の高価な靴をベースにしないといけないという縛りが…。
成長期のお子様にとってはなかなか負担が大きくなって、手放しにお薦めできなかったりしましたが、数年前から神戸の住吉にとても良心的で腕の良い『プラウド』という靴屋さんを発見したので、今は皆さんにそこをお薦めする様にしています。
無理に新しい靴を買わせようとはせず、今、履いてる靴で使える足底板を作って下さったり修繕・加工もキッチリして下さる、私から言わせると商売っ気のないとても良心的なお店です。
とても勉強された腕の良い職人さんですので、京阪神地区にお住いでお子様の靴で悩まれている方は、一度相談されたら良いかと思います。
オステオパシーの施術と調整された靴を併用される事で今までとは大きく状況が変わりますよ！
TEL:078-811-2388
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